翻訳の仕方(仮)

コメント(2)

MODの製作経験が無いため、間違っている可能性があります。

用意するもの

  • 7zip(リンク)
    • 英語の翻訳ファイルを引っ張ってくるとき、翻訳したファイルを適用するときに便利。
  • Loadout(リンク)
    • カードやレリック、イベントなどを実際に試せるため、翻訳しやすくなる。
    • 翻訳が上手く行っているかを調べることも出来る。

準備

まずはmodのファイルを探す。
modの場所を調べるために、まずはidを確認する。

modのページのurlの最後の部分がidなので、これを覚えておく。
steamフォルダに移動し(デフォルトならC:\Program Files (x86)\Steam)、\steamapps\workshop\content\646570と移動する。
modのidと同じ名前のフォルダを探し、中を開くとjarファイルがあるので、それを右クリック→(windows11ならその他のオプションを確認→)7zip→開く(2つあるが上の方を選択)とすると、7zipのウィンドウにいくつかのファイルが表示される。
どこかに言語ファイルがあるはずなので探し(~mod、もしくはlocalizationという名前の場合が多い)、そのファイルを適当な場所にコピーする。
これで翻訳の準備は完了。

翻訳の仕方

単語など

英語名日本語名
apply与える(主にデバフで使う)
burn火傷
calm平静
channel生成
curse呪い
dazedめまい
deal与える(主にダメージで使う)
dexterity敏捷性
discard捨てる
discard pile捨て札
divinity神聖
draw pile山札
energyエナジー
etherealエセリアル
evoke解放
exhaust廃棄
exhaust pile廃棄札
fatal致命
focus集中力
frail脆弱化
gain得る
innate天賦
lose失う
regen再生
retain保留
ritual儀式
scry占術
shivナイフ
slimed粘液
status状態異常
strength筋力
thornsトゲ
unplayable使用不可
vigor気力
void空虚
vulnerable弱体
weak脱力
wound負傷
wrath憤怒

書式など

()が付いているものは別の文字が入る。

共通

書式説明補足
NL改行する。
最初と最後に入れる場合を除き、前後が半角空白である必要がある。
PotionStrings.json、
以外
[E]エナジーのアイコンが表示される。
最初と最後に入れる場合を除き、前後が半角空白である必要がある。
CharacterStrings.json、
EventStrings.json、
MonsterStrings.json、
PotionStrings.json
以外
(バニラのキーワード)単語に色が付き、説明が表示される。
最初と最後に入れる場合を除き、前後が半角空白である必要がある。
CardStrings.json
RelicStrings.json
のみ
(modid):(keyword)(keyword)に色が付き、キーワードの説明が表示され、さらに“(modid):”の部分は表示されなくなる。
(keyword)の部分はKeyword.jsonのNAMESを使用する。(説明ではPROPER_NAMEが使用される)
(modid)の部分に大文字の英語がある場合は必ず、全て小文字にする。(英語以外の場合限定?)
最初と最後に入れる場合を除き、前後が半角空白である必要がある。
CardStrings.json
RelicStrings.json
のみ
#(r,g,b,y,pのどれか)(単語)(単語)に色が付く。
r:赤、
g:緑、
b:青、
y:黄、
p:紫。
最初と最後に入れる場合を除き、前後が半角空白である必要がある。
CardStrings.json、
CharacterStrings.json
以外
@や~で囲む場合はこちらを前にする。
(例:#p@何か@)
@(単語)@
~(単語)~
@(単語)@:(単語)が振動する。
~(単語)~:(単語)が揺れる。
CardStrings.json
MonsterStrings.json
のみ
\”\が消え、”になる。
“はそのまま入力すると記号として認識されてしまうため、このように入力する。
翻訳するときは基本的に鉤括弧にする。
({0}、”,”など)数値が代入される。CardStrings.json、
CharacterStrings.json、
KeywordStrings.json、
MonsterStrings.json
以外

CardStrings.json

書式説明
!(大文字)!数値が代入される。
!D!はダメージ、!B!はブロック、!M!はその他と言った具合。
最初と最後に入れる場合を除き、前後が半角空白である必要がある。
!(modid):(英語)!数値が代入される。
(modid)の部分に大文字の英語がある場合は必ず、全て小文字にする。(英語以外の場合限定?)
最初と最後に入れる場合を除き、前後が半角空白である必要がある。
*(単語)単語に色が付く。
最初と最後に入れる場合を除き、前後が半角空白である必要がある。
[(カラーコード)](単語)[]単語にカラーコードの色が付く。
最初と最後に入れる場合を除き、前後が半角空白である必要がある。

CardStrings.json

 

基本

"TheSilentBoosterPack:Brace": {
"NAME": "Brace",
"DESCRIPTION": "Gain !M! Dexterity. NL At the end of this turn, lose !M! Dexterity."
},

上からid、名前、説明文。
idは変えずに、名前と説明文だけ変更する。

"TheSilentBoosterPack:Brace": {
"NAME": "心構え",
"DESCRIPTION": "敏捷性 !M! を得る。 NL このターン終了時、 敏捷性 !M! を失う。"
},

EXTENDED_DESCRIPTION

 "IroncladBoosterPackMod:IronWill": {
"NAME": "鋼の意志",
"DESCRIPTION": "廃棄札のカード1枚につき !M! ブロック を得る。",
"UPGRADE_DESCRIPTION": "廃棄札のカード1枚につき !M! ブロック を得る。 NL さらに合計値を3増加する。",
"EXTENDED_DESCRIPTION": [
" NL ( !B! ブロック を得る。)"
]
},

“EXTENDED_DESCRIPTION”が、計算後の値を表示するために使用されている。

 "IroncladBoosterPackMod:Inferno": {
"NAME": "インフェルノ",
"DESCRIPTION": "使用不可 NL このカードを 廃棄 したとき、敵全体に !D! ダメージを与える。",
"EXTENDED_DESCRIPTION": [
"このカードはプレイできない。"
]
},

“EXTENDED_DESCRIPTION”が、カードをプレイしようとしたときに表示されるメッセージになっている。

KeywordStrings.json

{
"PROPER_NAME": "ミル",
"NAMES": [
"ミル"
],
"DESCRIPTION": "「カードの効果で手札から捨てること」もしくは「占術によって山札から捨て札に回すこと」"
},

PROPER_NAME、NAMES、DESCRIPTIONを変更する。
IDがある場合でも、IDは変更しない。
NAMESだけ変更せずに残す必要のあるMODもあるため、テストプレイしながら調べると良い。

その他

構造が複雑なMODの場合、どの部分がどこに対応しているかなどをテストプレイしながら調べると翻訳しやすいだろう。

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コメント(2)
  • 2. しょーとけーき 管理者

    >>1
    情報ありがとうございます!
    多分それが正しいですね、訂正しておきます

    1
  • 1. かぼちゃ

    このページを参考にし、mod翻訳することができました!

    ついでなんですが、NLの補足に関する記述についてPowerStrings.json以外と書いてありますがPowerStrings.jsonでも使えました。
    管理人の方でも確認よろしくお願いします。

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